文化を育てる無垢材
木には秘めた力がたくさんあり、人々に良質な効果をもたらします。
その効果を最も発揮できるのが無垢材で、接着剤などを使用しないノンケミカルな素材であるため、木の持つ秘めた力を損なうことがありません。
無垢材の秘めたる力
「なんだか古民家を訪ねてほっとする……。」そんな経験をお持ちではありませんか?木には健康的な効果に加え、心理的なリラックス効果、やわらかな感触や安全性、創造力を刺激する効果など日本の文化は古来より木と触れ合うことで成長してきました。

公共施設への無垢材利用
近年では木目調の疑似木材が増えて本物の木と触れ合う機会が減ってしまっています。
「本物の木=無垢材」無垢材による木質化で幅広い世代に木と触れていただき、私たちの文化を育てていく必要があるのです。
木曽川流域での循環「流域思考」
流域思考
行政が区分した地域本位ではなく、川を中心とした自然の恩恵を受ける「流域」という視点から。環境問題や災害対策をはじめ、福祉・医療・教育・文化・生活等まで含めた暮らし全体を見つめ直していく取り組みです。
木曽川流域材
木曽川流域の地の恵みから生み出された品質の高い木材の製品や歴史、文化を循環し、身近な暮らしの中で活かされることで、流域経済を潤すと同時に、次世代へと継承できる豊かさへとつなげていく地産環活ブランドです。

木質化への新技術
軟らかい針葉樹の表層をスギやヒノキは軟らかくてキズつきやすい・・・。

美しい木目、質感はそのままに、キズに強く加工しやすい!
スギやヒノキは軽くてやわらかく、加工しやすいので、どちらも昔から建築材料として重宝されました。しかし、用途によっては傷がついてしまうため、外国産のハードウッドとよばれる広葉樹や新建材が使われているのが現状です。
木材の表層のみを圧密することで表面強度を高め、無垢材の持つ質感はそのままに、傷に強く、軽さや加工のしやすさはそのまま継承した、新素材「Gywood®」が誕生しました。

テーブル
美しい木目と薄型で長尺が可能

家具
軽量で加工がしやすく、クギ効きがよい

フローリング
クッション性があり、温かく感じる