木曽川流域協議会の大矢です。
専務理事の青木と参加してまいりました、第二回木育サミット(2015.01.27東京新宿にて開催)について遅ればせながら報告させて頂きます。
木育とは「木に触れ合うことで子供の健やかな成長を促し、自然を大切に考え行動できる人を育てる教育」のことです。
今、この木育が様々な企業や行政とコラボレーションしながら全国各地へと拡がりつつあります。
基調講演:林野庁長官 今井敏氏
OPプレゼンテーション:竹中大工道具館館長 赤尾建藏氏
セッションⅠ:学びの場を木育化する
セッションⅡ:子育て環境を木育化する
セッションⅢ:暮らしの場を木育化する
セッションごとに分け、プレゼンテーションとディスカッションを行いコラボレーションの事例を紹介していました。
どの企業や行政もそれぞれの切り口から「木育」を取り入れ、子供たちの未来、日本の森の未来について考え始めています。
当協議会においてはライフスタイルの提案の一つとして「木育」を提案しております。
五感を使って木のおもちゃで遊んだ子供は木の良さを体で知ります。そして、体で覚えたことは大人になっても忘れることは決してありません。
森林大国に生まれた私たちにとって、木の良さを次世代に伝え,使うということは唯一の循環資源である木材を継承していく重要な役割となります。
小さな積み木一つが日本の森林の未来を切り拓くかもしれません。
木育を通じて、木材や森林について一人でも多くの方に考えて頂けたら…と思います。